
愛用のパワーストーンブレスレットがなんか緩くなってきた。そんな経験ありませんか?
毎日つけていればブレスレットのゴムもだんだんと劣化してきます。
そのままにしておくと、ある日突然ゴムが切れて、ビーズがバラバラになってしまった・・・・大切なビーズが飛び散って無くなってしまった、という悲劇も起こりかねません。
販売店などで直してもらったとしても代金が500〜1000円くらいはかかってしまうと思います。
実は、ブレスレットのゴム替えは意外と簡単に出来ちゃうんです。コツを掴めばすぐ自分で直せるようになりますよ。
しかもお金を払って直してもらうよりかなり格安でメンテナンス出来ちゃいます。
そこで、今回はブレスレットのゴム替えの仕方について5つのポイントにわけてお伝えしていきます。
ブレスのゴムの状態をチェックする
まずは、ブレスレットのゴムの状態をチェックしてみましょう。
・ビーズの隙間からゴムが見えるくらいにのびてしまっていないか。
・ゴムの色が黄ばんでいないか。
・何のゴムを使用してあるか。
・裂けたゴムがビーズの隙間からはみ出てきていないか。
ゴムがのびてきたらなんとなく、はじめより緩くなってきたと感じると思います。また、あまりのびていなくてもゴムが黄ばんでしまっている場合があります。
黄ばみは劣化のサインなので、早々にゴム替えをしてあげましょう。
替えるゴムの種類を決める
ちなみにゴムの種類は2種類あります。
のびるテグスタイプのゴム(ノビロンゴム)
ノビロンゴムは一般的にはシリコンゴムと言われています。透明なテグスのような素材で引っ張ると伸び縮みします。

太さも、0.5、0.8、1.0mmとありますのでビーズの穴の大きさによって太さを選んでいきます。
一本通せばすぐに出来上がるので初心者にはオススメ。
裂けるチーズのようなゴム(オペロンゴム)
オペロンゴムは裂けるチーズのような構造になっているウレタン素材のゴムです。太さはどれも同じですが、こちらはカラーが豊富で、石の色に合わせて選ぶことができます。
また、ゴムを重ねて使う事できっちりした仕上がりにできたり、一本で使うと細い穴にも通すことができます。
どっちのゴムを使えばいいの?
どっちを使ったらいいかわからないよ、という方は、まず2種類を揃えておきましょう。
金額も高いものではありませんので、ひとつづつ揃えておけば後々使う機会がありますよ。
100円ショップや、手芸店、ビーズ専門店に行けば、どれも100円前後で買うことができます。
ノビロンゴムなら0.8mm、1.0mm、オペロンゴムなら白色をひとつ持っておけば損はないです。
一本通すだけで完成するのがノビロンゴム
ビーズ穴の大きさがある程度あるビーズならノビロンゴムで試してみましょう。
小さいビーズや、穴が細いビースにはオペロンゴム
こちらは、ビーズ通しなどがあった方がいいです。
細めのナイロンテグスを適当な長さに切って二つ折りにすればビーズ通し代わりに使えますよ。
のびたゴムのブレスレットを解体する
解体する前に確認しておきたいことがあります。
ゴムの結び目がどこにあるかを探す
ビーズ一個づづをゴムから引っ張ってみて、結び目が収納されているビーズを見つけます。
確認せずにゴムひもを切ってしまうと、最悪、ビースの通し穴から古いゴムが取り出せずに詰まってしまい、ビーズが使えなくなってしまう場合もあります。
必ず結び目はビーズの穴から引っ張りだしてからゴムひもを切るようにしましょう。
ビーズ配置確認のために直す前の画像を保存しておく
無計画にゴムを切ってしまうと、多種のビーズを使用している場合、後で配置がわからなくなる場合があります。
そうならない為にも、スマホなどで配置を画像記録しておいて、直す時の確認ができるようにしておきます。
解体する
結び目からゴムを切っていきます。
ビーズをバラさずに、そのまま切った部分から抜き取って新しいゴムに通し直せば順番も元のままになります。
配置を変えたい、一連同じビーズだよ、という場合は一気に器などにバラしてしまってもいいでしょう。
クリーニングする
長期間使っていて着けっぱなしだったりすると、ビーズの穴に汚れが溜まってきたりしていると思います。
水洗いできるような石であれば、水で軽く洗います。(浄化をしっかりしてから組み直すのもオススメです)
ビーズ穴に黒い汚れが付着している場合は、歯間ブラシが穴の汚れのクリーニングに最適ですよ。
こちらも100円ショップで入手できます。
新しいゴムに通し直す
早速、新しいゴムに通し直します。
ノビロンゴムの場合は穴のサイズに合ったゴムにそのま通していきます。
ビーズを通すゴムの先をクリップや洗濯バサミで挟んでおくと、ビーズがゴムをすり抜け落下するのを防いでくれます。
オペロンゴムはビーズ穴の大きさに合わせて、一本どり、二本どり、四本どり。
(二本どり四本どりの場合は使う長さの2倍、4倍の長さにゴムを切って使用します。針代わりのテグスにゴムを通し二つ折り、そのまた二つ折り、とゴムを重ね通して使います)
オペロンゴムは本数が増えるごとに強度も増していきますよ。束を増やせば出来上がった時のブレスレットのかっちり感も上がります。
端を結ぶ
全てビーズを通し終わったら、仕上げにゴムを結んでいきます。
ビースを通し終わったら、緩みがないように一度、ギュっとゴムを引っ張って、ブレスレット全体のゴムを引き締めます。
すると、だいぶ端々のゴムが余ってくると思います。結ぶ際にゆるゆるになるのを防ぐ為にはこの作業はしておきましょう。(特にオペロンゴム)
二本どり以上のオペロンゴムの先はバサバサになっている部分と、輪っかになっている部分が出来ますよね。結ぶ時はビーズを輪っか側(テグス針側)に寄せていきます。
輪っか側に寄せたら、バサバサのゴムの端の一本を輪っかに通して、もう一本と合わせて引き締めながら引っ張って一気に玉結びをします。
一般的には固結びで結んでいくようですが、2回締め付ける作業があるし、どっちの方向に通したらいいのかわからない・・・ってなりませんか?

ならないよ!ってツッコミが聞こえてきそうですが私はわからなくなります(汗)
なので、私は玉結びをオススメします。
玉結びは、裁縫で糸留めする時の結び方。(ピースサインに見える結び目です)
利点は一発で結べるし、簡単でほどけにくいこと。(固結びより強度が落ちるかもしれませんが)
玉結びでキュっと結んだら、ビーズ穴にゴムを引っ張り入れて隠します。
もし、結び目が大きすぎて入らない、という場合は結び目の位置を調整して収納するビーズを変えるか、ゴムを細くしてやり直します。
まとめ
ブレスレットの状態をチェック。
↓
ゴムの種類を決める。
↓
解体。
↓
クリーニング。
↓
ゴム替え。
この手順でしていけば新品同様になるばかりか、石たちにもリフレッシュになり、喜んでくれますよ。
また、配置が飽きてきた、違う石を入れて組み直したい、と思うこともあるかもしれませんね。
一度、やり方を覚えてしまえば、簡単に出来ますので早速、手持ちのブレスレットをメンテナンスしてあげてくださいね^^
番外編
先日、ブレスのゴムが劣化してゴム替えをするべく、スーパーセブンのブレスレットを解体、ゴム替えをしていましたが、結ぶ段階で2回も弾け飛んでしまいました・・・・。
どうやら、このままの配置じゃ嫌なようで、なかなかうまく出来ない時が不思議と出てくる時があります。
そんな時は諦めて、頃合いをみて再チャレンジ。
ブレスレットを自分で作るようになってくると、組み合わせが勝手に思いついてあっと言う間に出来てしまったり、なかなかまとまらなくて解体したりと不思議にそういう波があります。
すんなり出来てしまう。というのはやはりGOサイン。
なかなかうまくいかない。というときはちょっと待ったのサイン。
自分の感覚に正直になればきっと最高のものが出来上がる事でしょう。
石にも「意志」があるのですね^^
ブレスレットリメイクについての記事はこちらhttps://kayopayonoheya.com/powerstone-remake/