『今』を感じるためには?確認したい5つのこと

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今を生きているけど、今に存在しない。

「なんだよそれ、今、自分ここにいるし。」って思うかもしれませんね。

私たちは、日々の生活の中で、本当の意味で『今』に集中できている時間が少ないのではないでしょうか。

肉体は確かに今に存在しますが、思考はどうでしょう。

頭の中では後悔、期待、恐れ、これからやるべき事で思考が埋まっていることが多いでかもしれません。

些細な事でも、思考は現在にとどまることがなく、常に、今に存在しない過去や未来へと飛び、それに支配されてしまいます。

そこで、私たちが普段の生活の中で、どんな時に思考が今ここから外れていってしまっているのかをわかりやすく4つに分けてみました。

例を挙げると、

私は、仕事が終わると(というか終わる前からですね笑)今夜は何を食べようかな〜なんて考えています。

これは、思考が未来へと飛んでしまっている状態なんです。目の前で起こっている事実より、1時間後の夕食の方が重要になっています。

このように些細なことでも、人の思考や意識は現在から外れて行ってしまいがちです。

後悔(過去)

「あの時こうすればよかったのに。」

「あ〜してれば、〜だったかも。」なんて思うことないですか?

何より、私がよく陥る思考です・・・・。

後悔は過去に思考が支配されている状態です。過去に縛られすぎると自分で自分を縛り付けているようなもので、どうにも身動きがとれなくなってしまいます。

この思考を繰り返していくと段々とエネルギーが下がって行ってマイナス思考のドツボにハマっていきます。

期待(未来)

「きっと〜してくれる。」

「〜に違いない。」

「めちゃくちゃ楽しみ。」

期待をかけるということは、その時が来て、もし期待値に見合わなかったらがっかりしますし、「期待ハズレだった。」と嘆き、時には怒りがこみ上げてくるかもしれません。

特に、人に対して、「期待しているよ。」なんて言ってしまったならその人にとっても相当のプレッシャーですよね。(相手には、裏メッセージの「期待に応えなければならない」と伝わりプレッシャーになり、期待とは逆の結果をもたらしかねません。)

恐れ(未来)

「〜なったらどうしよう」

「〜にならないように」

恐れは未来に対してですが、根本原因は過去の経験だったりするかもしれません。

起こっていない未来に対しての恐れも、現状維持を促してしまったり、いい方向へ変化することの妨げになってしまいます。

あの時、失敗したから今回はやめておこう。なんて思う事あると思います。

〜しなければならない(未来)

もし今、目の前で楽しいことが起こっていても、思考の中で「〜しなければならない。あれもしなきゃないし、予定が詰まっているし・・・・」なんて考えてたら、今を楽しむ機会を失っていると言えます。

もし、あなたが友達と会って話をしているのに、友達が話を聞いているのかわからないくらいに他の事で頭がいっぱいで、上の空で聞いていたらどうでしょうか。悲しいですよね。
友達は目の前にはいるけど「自分を見てくれていない」と感じてしまうのではないでしょうか。

未来に思考が飛んでいるので、『目の前のこと』を見落としているんです。

自分の意識を常に観察する視点を持っていないと、その思考の中へと呑み込まれ、どんどん意識は『今』から遠ざかってしまいます。

どうすれば今に意識を戻せるの?

一番簡単な方法は、自分の行なっている呼吸に意識を向けます。

体内に入って来る空気、温度、空気を吸った時に胸に広がる気持ち良さなどの『感覚』に意識を向けてみることです。

自分が来ている洋服の肌に触れている部分の感触を感じてみたりアロマなどの香りを楽しむのもいいですよ。

思考が飛んでいるな・・・・と気づいたら、「今、私は〜のことを考えていた」と客観視する自分が観察しているようにするのも、 現在に意識を集中させる良い手段です。

そして、日々の瞑想で今ここを感じやすくなっていきますよ。


まとめ

後悔、期待、〜しなければならない。

自分の意識を常に観察する視点を持っていないと、その思考の中へと呑み込まれ、どんどん意識は『今』から遠ざかってしまいます。

まずは、自身の思考の動きに気づくことから始まります。

そうすれば、思考の軸を目の前の今ここに戻すことができるようになってきます。

そして、今に集中することで余計な不安、恐れ、焦りなどが減っていき手放すことができます。

あるのは過去でも、未来でもありません。

『今』なのですから^^

簡単な瞑想の方法を紹介しています↓↓↓こちら

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