
私達は、季節の折に神社にお参りに行く習慣がありますね。
初詣、七五三など節目の時期に参拝したり、厄年にはお祓いに行ったり、無病息災を祈祷したり。
神社に行けば、皆、神様にお願い事をすると思います。
私も、ごく最近まで「神社は神様にお願いをする所」と思ってました。
でも全くの見当違いな行為だったと知りました。
そこで、なぜ神社でのお参りでお願い事をする事はいけないのか、そして、正しい参拝の仕方をまとめてみました。
なぜ、神社でお願い事がいけないのか?
想像してみてください。
もし、自分が神様だとして、皆にどうお参りされたら気分がいいでしょうか。
小銭を投げ込まれ、いきなり知らない相手から、超個人的なお願いをされ、あとはヨロシク、と言わんばかりに去られたら、なんじゃあやつは・・・・となりませんかね・・・・。
そしてこの世界中でひとりだけ利益を得ようと行動する人が出てきたらあなたならどうするでしょうか。
きっと助けてあげようという気持ちにはなれないですよね。
神様も見ず知らずの人に、いきなり小銭で頼み事をされたらいい気分はしないはずです。
私たちの「願い」は「欲望」であったり、超個人的な利益しか考えてないものであったりしますよね。
「〜に合格できますように」
「彼氏ができますように」
「お金持ちにれますように」
私たちのエゴむき出しのお願いが邪気となり神社のエネルギーを穢れさせているとしたら悲しい事ですよね。
神様は波動の高い存在です。ですから、個人のエゴな願いから発する邪気を嫌うのです。
お参りはどうすればいいの?
じゃあ、お願いがダメならどうやってお参りすればいいんだよ、そう思うかもしれませんね。
神様に日頃の感謝の意を伝える
「神さま、いつもありがとうございます。」
まず、この言葉から始めましょう。
地域の氏神様は、私たちが特にお願いをしなくても、その地域一帯をいつも見護ってくださっています。
初詣は、はじめに最寄りの神社にお参りに行きます。
その時に、日頃、私たちや地域を護ってくださっている事への感謝、自分自身が今ここに居られる事の感謝を神様にお伝えし、その神様のエネルギーとつながる場所なのです。
これは初詣に限定するものでもなく、私はなんとなく行きたくなったらお参りしに行っています。
神社の作法を守りお参り
基本的な神社の参拝方法を守り、お参りします。
手水舎で、手と口を清めてお参りの準備をします。
私は、お賽銭も手水舎で清めてからお納めしてますよ。
二礼二拍手一礼でお参りします。
①お辞儀2回
②拍子手2回
③「神様、いつもありがとうございます。」
④自分の住所、生年月日、名前を伝える。
⑤「神恩感謝」×3を唱える。
⑥神様にお伝えしたい事があればお伝えする。
⑦神様のエネルギーを感じる。
⑧1礼して終える。
「神恩感謝」とは字の通り、神様の恩恵に感謝し、今あることに感謝する事です。
神社によっては神恩感謝のご祈祷があるようですね。
ご祈祷をすれば尚良いかもしれませんが、お参り時に、「神恩感謝」とお伝えすれば、神様にもその思いは伝わっていきます。
神様を感じる
手を合わせ、感謝の意を伝え、神様と繋がる。
ただただ、感覚を感じて手を合わせる。
その状態が、神様と繋がりやすくなる事なのだと思います。
私は、引っ越した時にご報告に行ったりしましたよ。
神様と繋がるということは、自分自身の力も発揮されやすくなっているという事。それに加えて神様からのサポートも受けやすい状態になっていきます。
そうなる事で、自身の願望達成のきっかけになるのではないでしょうか。(あくまで、達成するのは自分自身であり、神様が自動的に全部やってくれるわけではないのです)
まとめ
・神社でのお願いは邪気を発生させてしまう。
・お参りではお願いではなく神様に感謝の意をを伝える。
・神様と繋がることで、自身の観望や願いが達成出来やすい状態になる。
あとがき
私は今年も最寄りの馴染みのある神社に初詣。元旦は参拝客がたくさん行列していたり、出店があったりと、いつもとは違う賑やかさがあってお正月の雰囲気を楽しみながらお参りをしてきました。
社殿からは神主さんのご祈祷の祝詞が聞こえてきておすそ分けをもらった気分でした。
参拝してお札を頂いた帰りには、身体が軽く、スッキリした感覚になりましたよ^^
お参りする人たちが皆、神様に感謝する参拝をしたらどれほど神社がパワフルになるでしょうね。
この参拝方法が広まることを願っています。